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2018年12月17日月曜日

パーフェクトブルー

『パーフェクトブルー』

今は亡き今敏監督が制作したアニメ映画である。

元々もはドラマ化企画だったらしいのだが、震災の影響からアニメという低予算で制作される企画となった。

世界的にこの映画はR−18とされるほどセンセーショナルでサイコスリラーとしてよくできている。

そのことから今敏監督の名前が世界的に知られるようになる。

個人的な意見としては、やはりR指定というのは理由がある。

アニメ表現でグロテスクなのは、特別に思わなかったのだが、最後の追いかけっこの現実と虚構。その現実の醜さ。

恐ろしかった。本当に。

2018年12月16日日曜日

攻殻機動隊

「攻殻機動隊」

名前だけは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
この攻殻機動隊。検索エンジンで打ち込めば、すぐに感じが出てきます。それほど有名になった作品ですが、実際に見たことがあるという方は、果たしてどれ位いるでしょうか?

まず最初に、攻殻機動隊と調べると、実に多くの作品あ出てきます。漫画、アニメ、実写。きっとすべてのメディアになっているであろうこの作品、最初の出発点は、漫画になります。
士郎正宗さんの「攻殻機動隊」これが一番、最初の攻殻機動隊です。しかも大きめのコミックたった一冊に収まる話からスタートです。それほど長大でもなく、わずか一冊(後に続編が2冊出ますが)からスタートした攻殻機動隊は、一部マニアに受けるサイバーパンク漫画ろして出発しました。
それが世界的な作品になったのは、押井守監督によるアニメ映画になってからです。
「GHOST IN THE SHELL」これは、漫画の正義感の強い、ちょっとかわいい主人公から、完全にロボットなのか人間なのかで迷う主人公サイボーグを描き、押井守監督の独特な世界観を作り出し、原作とはまた違った世界にしています。
これがアメリカのビデオセールスで記録的ヒットとなり、攻殻機動隊は世界的に有名な作品となったのです。
その後、TVアニメ化され、こちらは原作により近いものとなりつつも、押井守監督の世界観を引き継いだ作品になり、ここから入ったという人も多いと思います。
TVアニメ「スタンドアローンコンプレクス」は評判となり、劇場公開作品まで作られるようになりました。
その後、ハリウッドで実写版「GHOST IN THE SHELL」が制作されました。
こちらもファンである監督の独自の世界観で、また違う作品世界が展開されています。
現在は、原作の更に前の話、つまり主人公たちが集合すして属している組織「公安9課」設立以前の話がアニメ化され、劇場公開されています。
しかしながらどの映像作品も押井守監督の影響からどうしても抜け出せないらしく、非常に正義感の強い、ときにコミカルなことも言う主人公というのは、漫画版にしか出てきていません。
私も押井守監督の攻殻機動隊以外は認めたくなかった。押井守監督ファンとしては、これ以上のものはないと思っていました。
しかし小説ニューロマンサーを読んでから、考えが変わったのです。いかにしてニューロマンサーがまいたサイバーパンクの種が発芽して、今、どんな花を咲かせているのか知りたくなったのです。
だからこれから勉強です。まずは最初の種、ニューロマンサーの影響を受けたであろう漫画版から始めたいと思っております。
ある評論家は攻殻機動隊は漫画版を100点とすると、それ以降のアニメは60点以下だと言い切っています。


新世紀エヴァンゲリオン

「新世紀エヴァンゲリオン」

2008年より10年連続カラオケ年間ランキングTOP10に入ったとのニュースを見たので、今日は私の人生を変えたと言っても過言ではない、新世紀エヴァンゲリオンについて、少し書きたいと思います。
放送が開始されたのが1995年であるから、20年以上前の作品なる。

当時小学生だった私の地方では、1年遅れて放送が開始した。夕方、当然放送が開始されたロボットアニメ。多少は話題になっていたのを記憶しているが、田舎の小学生に当時のブームが入っていくることはなく、アニメ自体にもそれほど興味がなかった小学生時代だから、放送されているものを見るという感覚の私に、まるで天から振ってきたような衝撃を与えた。
まず当時のロボットアニメ、私がそれまで見てきたアニメというのは、勇者シリーズという、少年と意思を持ったロボットが会話をして、合体するというのが流行りだった。
そして敵は組織であり、悪い者だった。
ところがである。このエヴァンゲリオン、第壱話を見てもらえればわかると思うが、敵の正体がなんなのかわからないのだ。それと小学生には難しい言葉遣い、言葉の言い回し、情報量の圧倒的な多さと説明をしてくれない流れに、ただただ呆然とした記憶がある。
当時、アニメを見なかった同級生も見ていた。それほど話題になった。
話が進むにつれて、主人公碇シンジの家庭環境、それぞれのうまくいかない思春期の感情などが描かれているのは、小学生の私にも理解はできた。しかし肝心の敵使徒の正体、エヴァンゲリオンという巨大人造人間の正体、謎の組織ネルフと上位組織ゼーレの正体。何もかにもがわからないまま、半年間の放送が進み、最終回である。
TV版最後の2話は、今なら理解できる碇シンジの心情と心象風景が描かれ、庵野秀明監督がアニメというものを追求した映像だというのは理解できる。
今だからだ。子供の私はただ呆然として何を見たのか、これはなんなのかわからないまま。それまでハマっていた、アニメに興味がそもそもない同級生は離れていった。
私も当時、わけのわからないアニメと思い、離れた。
それから中学生へ成長した私にも思春期が来た。その時にレンタルビデオをなんとなく見たくなりレンタルしたところ、そこから私は圧倒的な世界観、とそれからのアニメに与えた影響力、その当時はすでにアニメオタクになっていた私は、理解できていた。
見た。とにかく見た。庵野秀明監督を追いかけ、すべての作品を見て、この監督が何を考え、何をしたかったのかを見た。
その後、更に大人になった時「BSアニメ夜話」という番組で、解説を見た時に、その当時の現場の混乱ぶり、業界の混乱ぶりを知ることになる。
アニメ制作をつとめたGAINAXは、今もそれほど大きくはないが、その当時も大きくはなかった。そうした会社がアニメ製作委員会に企画書をプロデューサーが見せた時、委員会の大人たちに言われたそうだ。
「君は会社を潰すきなのかい?」
そう誰もがこのアニメ自体、企画の段階で失敗だと思っていたそうだ。
そんな中で企画が動き出し、第壱話、第弐話が制作され、評論家の唐沢俊一さんに見せた時、唐沢さんも否定したという。
「このクオリティで半年間放送できるんですか、たった1社の制作で」
唐沢さんはその後の放送を見て、あそこまで崩れていくとは思わなかったと言っていた。
また放送後、あまりの反響の大きさに劇場版が制作された。
本来の企画ではテレビ放送最後の2話が碇シンジの内面を描き、その外側では何が起こっていなのか、を1つの映画として、その後、新しい話で映画を1つ作る予定だった。
しかし企画は構想通りに進まず、結果的に1作目の劇場版は総集編に多少の新作カットを入れたものとなり、2作目がTV版の最後の2話の外側を描くことになった。
劇場版の後、アニメ業界では模倣と呼べるような作品、ロボットのデザインが多くなり、話がわかりにくいものが増幅した。
あえて説明せず話を進め、説明のないままに終わる。
アニメ業界では「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」に続く、ブームを作ったアニメだと言われている。
私は今ようやく、業界はエヴァンゲリオンの呪縛から抜け出しているような気がする。エヴァンゲリオンの後、いくつかのブームになったアニメのおかげで、エヴァンゲリオンという二日酔いから冷めたと私は個人的に思っている。
だが根底にはエヴァンゲリオンが流れている。
私と同じ世代がそろそろアニメを作る世代になってきている。影響を受けた人たちがこれから作るアニメ、それに私は非常に興味がある。
そうしたアニメが再び出てきて、第4のブームを作ってくれることを願う。
私個人としては、自作の小説の根底に流れているのはこのアニメであることは事実である。
ただこれは危険なことだと自覚している。
説明不足は圧倒的な情報量があってこそであり、中身のないものが説明不足手法、エヴァンゲリオンを模倣したところで、それはただの駄作になるだけだ。
私はこのアニメに出会えて、今も新作が作られる喜びをずっと噛み締めている。
個人的にはガンダムのように年に数作作られるような、長い作品になってほしいと願っているのだが、なかなか上手くいかないようだ。
庵野秀明監督は作品の多元化を願っているとある聞いたことがあるが、それができていないのは、残念でしかたがない。
2020年には今進行中の「新劇場版」の最終作が公開される予定になっている。今から期待しているし、その後もずっと続けてほしいと願っている。

「ギョ」

「ギョ」

変なアニメを見た。
話は魚をとっている漁師たちがなにかを見つけるところから始まる。

沖縄に大学の卒業旅行に来ていた三人の女の子たち。主人公は音楽ディレクターと婚約して、大学卒業後に結婚することになっていた。
その夜の事、三人が泊まっていた別荘になんと歩く魚が家に現れる。
その翌日の事、沖縄の街を歩く魚の大群が走り回り、三人の別荘にも巨大なサメが出現する。
必死に逃げる三人。その家の一人が魚の足に突き刺され怪我をするがなんとか逃げ切る。
同じ頃、東京にも歩く魚が現れ、主人公は恋人の危険を知り、東京へ単身戻る。
それは人類終わりの始まりであった。
常々怪獣映画を見るたびに、海の生物が大群で世界中を襲った方が、世界の危機だよ、と思っていた私だが、それが作品になったのがこのアニメだ。
しかしこのアニメは魚がメインではない。魚の腹についた動く足、それと細菌。人間にも感染し、腐敗臭をばら撒き、人間を生きながら腐敗させてしまう細菌。
第二次世界大戦下で制作されたという結論にもなるが、最後にあれが海底で誕生した生命体だという説明もあり、解明されないまま、主人公は生き残ってしまう。
本当にこれはなんなのか? 世界はどうなるのか? 解決しないまま物語は終わる。
原作は漫画だから漫画版はどうなのかは、わからないが少なくともこのアニメは不思議なアニメだった。
現に調べたところ、制作会社で最も赤字を出した作品になったらしい。


ブラック・マジックM66 士郎正宗監督作品

「ブラック・マジックM66」

名匠、士郎正宗が書いた短編を、珍しく士郎正宗が参加して、共同監督、絵コンテを手がけたOVAである。
士郎正宗自身、原作をそのままアニメ化しても駄作になる、という考えの持ち主で、ガンドレス事件もあったことから、アニメには極力手を出さない人物でもしられているが、これはその中でも稀有な作品になる。
物語としては、北との戦争をしているある国の軍隊が、アンドロイドを2体製造した。ターゲットを狙い続け、体の中には散弾があり、散弾を発射後、毒ガスまで噴射するという殺人兵器であった。
その試作品2体が北の工作員によって森の中へ墜落し、逃走してしまう。
軍隊は特殊部隊を派遣し、対アンドロイド装備でアンドロイド捕獲を試みる。
これを無線で聞きつけたジャーナリストの女性主人公が、事件を追いかけるという物語だ。
士郎正宗の原作とあり、終盤の町並みや街の中を小型飛行機が飛ぶ。移動車のデザインなど、やはり攻殻機動隊、アップルシードで有名な漫画家だけのことはあり、素晴らしい。
これぞ最近のアニメが失った世界観だと思えた。
私がなにより意外だったのは、士郎正宗の世界観がこんなにも明るいものだったということだ。
どうしても押井守や他の監督が作る世界観というのは、どうしても暗くなりがちだ。特に押井守監督のGHOST IN THE SHELLなどは、士郎正宗の原作とは思えないほど、暗くマイノリティだ。
これは本当に軍隊とアンドロイド、狙われた娘を助けるジャーナリストの正義感。娯楽アニメの王道の物語であった。
評論家岡田斗司夫は、士郎正宗の正義感をアニメ製作者は恥ずかしがって描きたがらない、と発言していたがこれを見て納得した。確かにここまでの正義感をアニメで描くのは、恥ずかしいかもしれない。でも、これを描くアニメというのもあって良いと私個人は思えた。純粋なるエンターテイメント。


2017年10月10日火曜日

銀河英雄伝説 わが征くは星の大海 レビュー

ようこそいらっしゃいませ。

訪問ありがとうございます。
ゆっくり遊んでいってくださいね。
さて本日のアニメレビューですが、本日から壮大な計画として「銀河英雄伝説」を1話ずつレビューしていきたいと思います。
今更? と思われるでしょうがこのアニメを越える銀河の物語がない以上、筆者はこれを書く事を決意したのです。
ながくなりますので、お付き合いを願います。

「わが征くは星の大海」

概要
銀河英雄伝説は当ブログでも数回にわたって書いてきたが、今回はその原点となった映画版である。
1988年、公開の本作は後にOVAとして展開される長期プロジェクトのパイロット版として製作された意味合いが大きい。
だがパイロット版とは言え、そのクオリティは今みても素晴らしいできである。
また60分とい時間内に後に展開される巨大で長大な物語の世界観をしっかりと描けている。

物語

姉を幼少の頃、父親が金で売り、銀河帝国皇帝の側室となったことから、ラインハルト・ローエングラムは姉の力で皇帝に取り入り宇宙軍大将となったと貴族や上層部では酷評されていた。
そんな折り、ラインハルトが指揮する艦隊が、銀河帝国の敵自由惑星同盟と宙域を接するイゼルローン要塞へ派兵される。

150年続いた自由惑星同盟との戦いにおける要塞の重要性を理解しながらも、それに固着する上層部の小ささに、ラインハルトは呆れていた。
その横では幼き頃からの親友であり現在は唯一、ラインハルトの思考を理解できる副官ジークフリート・キルヒアイズが、ラインハルトが150年の戦いに終止符を打ち、銀河を統一する唯一の存在だと確信していた。

そして長旅で疲弊したラインハルトの艦隊がイゼルローン要塞へ入港しようとした矢先、近くを移動する敵艦隊を確認した要塞内部に駐留するミッケンベルガー元帥がラインハルト艦隊へ迎撃命令を下す。
無茶な命令を1つの笑みで受けたラインハルトの答えを、後方で待つロイエンタール、ミッターマイヤーの両参謀は、敵艦隊が潜む惑星の詳細情報が送信されてきたことから、自らの大将が本気の戦をするのだと気づき、微笑むのだった。
後に帝国の双璧となる2人である。

一方、自由惑星同盟の艦隊では、作戦参謀のヤン・ウェンリーが司令官に帝国艦隊を無視してイゼルローン要塞への攻撃を進言するも、司令官は聞く耳をもたない。
そしてヘリウムと水素の嵐でレーダーが効かない惑星で、両艦隊は接触する。

お互いに軽度の損傷を艦隊に負いながらも、まともな戦いはしなかった。
そしてラインハルトはヘリウムの海へ核弾頭を投下、敵艦隊の五分の四を壊滅させる。
ただ1人、この作戦に気づいたのはヤン・ウェンリーだけであった。
自由惑星同盟艦隊は退却し、ラインハルト艦隊は無傷のまま悠々とイゼルローン要塞へ入港するのだった。

天才と天才の戦いはまさに、この瞬間に始まりを告げたのである。

感想

世の中には三国志を筆頭に、歴史物の漫画、アニメは多く存在する。ましてや名作の多いこの分野において、未だこの宇宙歴史シリーズを越えるアニメ、漫画を筆者は知らない。
原作者の田中芳樹は、偽りの歴史を作る、ということが自分のある種の目標なのだと語っているように、この銀河英雄伝説は、人類の歴史という巨大なドラマを元に作り上げた宇宙の歴史、銀河の歴史なのだ。
そこに登場する人物は、モデルとなる歴史上の人物がおり、ラインハルトは英雄の象徴として描かれている。
筆者は帝国びいき、ラインハルトびいきなので当ブログもラインハルトよりになってしまうが、この物語の始まりはまさしくここから始まる。
万が一、ラインハルト、ヤン・ウェンリーのどちらかがこの戦いで戦死していたのならば、この架空の銀河英雄伝説の歴史もなかったことだろう。

本日から当ブログで銀河英雄伝説を1話ずつレビューしていきたいと思いますので、興味がある方はお付き合いください。

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2017年9月1日金曜日

アニメ「スペースダンディ」その2

第55号「スペースダンディ」その2

昨日も書いたがこのアニメには、実に多くの日本を代表するクリエーターが参加している。

「アキラ」の大友克洋氏、「キルラキル」の今石洋之氏、脚本では作家の円城塔氏、音楽では菅野よう子氏など、上げればきりがないほど、70人以上のクリエーターが携わっている。

そして昨日書いたように、このアニメには1話、1話のつながりがなく、次の週にはまったく異なった話へ展開していくこともある。

しかしながらこれらは最終話で1つに結びつく。すべてはパラレルワールド、多次元宇宙であり、第1話からナレーションをしていた矢島正明氏が宇宙の神であり、主人公ダンディを次の神として、多次元宇宙を託す、壮大なる物語へとなっていく。

最終的に多次元宇宙は崩壊し、新しい世界が始まるのだが、ダンディは神になることを断り、仲間と旅を続けるのだ。

全体を通して見ても面白いが、1話だけでも面白く楽しめるおすすめアニメだ。

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2017年8月31日木曜日

アニメ「スペースダンディ」その1

第54号「スペースダンディ」その1

日本が誇るクリエーターが50人以上を揃えた、一大プロジェクトである。

舞台は宇宙。見たこともない宇宙生物を捕獲し、登録することで金を稼ぐ仕事をする、いい加減な男、ダンディがオンボロロボットと猫見たいな宇宙人と、ドタバタするコメディアニメだ。

ところがこのアニメ、1話、1話の繋がりが非常に薄く、最初の話しで死んだ主人公たちは、何事もなく次の回ではまたコメディをする。

監督はカウボーイビバップと同じ、渡辺信一郎氏だ。

どうりで。カウボーイビバップでも、ストーリーの繋がりが薄く、1話ごとにやりたいことをやったが、今回はそれを過度にした形になっている。

このアニメ、もっと書きたいことがあるので、そこは次号で。

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こういったテイストが苦手という人もいるでしょうが、間違いなく日本の前線に立つクリエイターたちが集結した、超大作なのです。
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2017年8月30日水曜日

アニメ「タイタニア」

第53号「タイタニア」

原作田中芳樹氏と言えば、誰もが思い浮かべるのが「銀河英雄伝説」であろう。

けれども田中氏原作の小説は、幾つもアニメ化されている。

その中でも近年、話題となったのがこのアニメであろう。

リアルタイムで見てきた私としては、「銀河英雄伝説」と同じ物を求めていた。アニメを制作した監督も同じだったからだ。

物語は、タイタニア一族が宇宙を支配する世界で、その一族へ反乱を起こす1人の青年と、一族の中にあって天才的ながら他の貴族たちへ遠慮をする2人の男を中心とした物語構成となっている。

構成を見ていても、主人公のキャラクター設定も見事なまでに「銀河英雄伝説」と似ているが、そこは作家であろうし、ベテラン監督の手腕だろう。まったく異なった作品となっている。

物語としての作りは、田中氏が得意とする歴史物のように、時代の転換に焦点を当てている。

しかし残念ながらこの作品、原作が途中までであり、アニメもこれから、というところで終了してしまっている。

原作は2015年に完結しているが、アニメ制作の噂はまだでてきていない。

気になる動乱への序章を描いただけで、アニメはこれからなのである。

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田中芳樹 氏と言えば「銀河英雄伝説」が有名ですが、この作品も田中芳樹ワールドの中でも、最高の宇宙史です。

              
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2017年8月29日火曜日

アニメ「オーバーマンキングゲイナー」

第52号「オーバーマンキングゲイナー」

富野由悠季監督作品であります。

ロボットアニメを好んで見る人にとって、ロボットのデザインは重要であろう。しかし、このアニメのロボットはダサい。ぬいぐるみが動いているようにしか見えない。

監督の意図とするところなのだろう。あのガンダムを富野由悠季監督は、かっこよすぎる、と言っていた。つまりこのアニメ的なデザインを好んでいるのかもしれない。

物語は自然破壊が進んだ世界、人間は極寒の地に巨大な居住施設を建設し、自然に世界を譲って暮らしていた。

マッスルエンジンなる、筋肉型のエネルギー補給するエンジンを使い、オーバーマンなるロボットを製造した。

主人公ゲイナーは、両親を殺害され一人で生活していた。あるお祭りの日、エクソダス、施設からの脱走容疑で逮捕され、そこでエクソダス請負人ゲインと出会う。

そして祭りの中で、大規模な施設からの脱走劇が始まる。

学園モノ、コメディ、SF、恋愛、色々な要素が入ったアニメである。

ゲイナーに感情移入してしまう。

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今尚、色あせない富野由悠季監督の情熱が若者に伝播した作品です。
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2017年5月14日日曜日

第51号「ウルブズレイン」

いつの頃か、人の中で狼が人の姿をして生活している世界。

狼は絶滅したとされていたが、そうして生きていた。

あるものは人を部下として使い盗みを働き、あるものは人の中で飄々と生きていた。

そんな中、狼たちの伝説、楽園、を探しているキバがやってきて、楽園を探す旅に出る。

狼と人。相容れぬ存在と、楽園へ導いてくれる謎の少女。

このアニメ、テレビ版では制作側が納得できず、OVAで完結した作品である。

本当の楽園とは?

ファンタジーアニメながら見る度に考えさせられるアニメである。

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 第50号「獣兵衛忍風帖」

アメリカの忍者ブームを巻き起こした、ジャパ二メーションの代表的アニメの1つだ。

物語は嵐の中、騎馬隊が疾走するシーンから始まる。

そして、風の向くまま旅をする孤高の忍者が1人。

獣兵衛。刀を振るい、かまいたちを起こし、相手を切り刻む。

このアニメ、内容は大人向けにできていて、実に映画をみているような気分となる。

低予算でここまでクオリティが高く、低予算だからこその演出が、後のクリエイターに影響を与えている。

超人的な忍術。凄まじい戦闘。

これぞ日本アニメだ!

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 第49号「けいおん」その2

見ていたら面白くて、今日も書いてしまいました。

今はまだ、お茶の水の部活となっているけいおん部。

まさか楽器を買うところからスタートとは思わなかった。アルバイトをして買うのだとおもったら、あんなやり方でギターをゲットするとは!

やはり学生ともあって中間テストの問題を抱えるところなどは、なんだか学生時代を思い出してしまった。

このアニメをみていると、一緒に騒いでいる気分になれて、なんだか楽しくなる。

次が早く見たい。


 第48号「けいおん」

ブームが巻起こった時、天邪鬼の私はブームにのることなく見なかった。

このブログを始めるにあたり、アニメオタクの友達に、けいおんに興味あることを伝えたところ、DVDを映画版まで貸してくれたので、見ている。

まず、見た瞬間にこのアニメは力を抜いて、楽しめると印象を受けた。

キャラクターは可愛く、コミカルでありながら楽器の演奏の描写はリアル。

まだ見始めたばかりだが、面白く見られそうで、あっという間に終わりそうだ。

2017年5月13日土曜日

第47「天使の卵」

押井守監督の作品は難しい。

特にこのアニメは難しい。

物語らしい物語はなく、卵を持った少女と、剣なのか銃なのか分からない十字架のようなものを背負った青年が、軽く言葉を交わすのみ。

監督は「神話を捏造する」といって制作したこのアニメは、みていると圧倒される何かが確かにある。

けれども分からない。

監督の後の作品に影響する作品では確かにある。

物語の終わった世界。

見て分かる人は少ないと思います。

押井守監督は、監督をするとき自分のなかで「映画とはなにか」という問いかけを常にしているといいます。そして自らが満足する映画をつくることがすべてだと当時は考えていたそうですが、その既決として完成したのがこのアニメでした。しかしながら、完成後、仕事の依頼が一切なくなりそこで「全員が幸せになれる映画をつくらないと」と考えを改めたそうです。しかしながら監督の自己満足が詰まったこのアニメは、歴史になにか凄いものを残したようなきがしました。


第46号「ラブライブ」

ラブライブがeテレで放送した時は驚きました。

初回は第1話だけだが、翌週から2話ずつ放送していました。

しかし驚いたことにこのアニメの第1シーズンは2013年放送とは。

あれから2年でeテレへ。

国民的アニメになったのでしょう。

しかしすごいな!

放送終了後、サンシャインも放送され、国民的アニメというイメージは更に強くなり、ファン層をますます広げたのではないでしょうか?

未だ、ブームは続いているように思え、さらなる展開がまだまだあるのだと思います。


第45号「WORKING!すぺしゃる」

WORKING!の最終回すぺしゃるについて。

第3シーズンラストで母親に連れ去られたタカナシ。

なぜか女装をして町中を歩いていた。

そこには母、静の過去に味わった苦い経験もはらんでいた。

物語はワグナリアのその後の展開が描かれている。

それぞれの恋愛、家族関係をおかしく描いている。

最後のせいか、お祭りの終わりのように、妙に寂しさを感じる終わりだった。

最近、まったく別の設定、キャラクターで新しいシリーズが始まったので、それを見て、また笑わせてもらっています。


第44号「機動戦士ZZガンダム」

定期的に記載するガンダムシリーズ。

今回はZZガンダムですが、このアニメもまた富野由悠季監督の、ひねくれた部分が出ているアニメだ。

ガンダムでこれまでのロボットアニメを破壊し、リアルロボット路線を開拓した富野由悠季監督なれど、そのブームが本人は嫌だったようだ。

ガンダムに影響を受けた作品ばかりが制作され、それを今度は本人が破壊したのだ。

それがZZガンダムだった。

これまでの根暗な、なにを考えているか分からない少年ではなく、元気で仲間のために戦う少年を主人公にして、仲間も少年少女ばかりになった。

子供に翻弄される大人たちも出てくる。

またモビルスーツのガンダムも、3機が合体するガンダムとなり、突然とロボット系統を外している。

路線が一転、明るくなっただけあり、ガンダムが苦手な人でも、これは見られるとおもうアニメだ。

ちなみに設定として、主人公ジュドーは、物語のあと、木星へ旅に出て木星開拓したことになっている。

2017年4月22日土曜日

第43号「キャッ党忍伝てやんでえ」

またまた懐かしいアニメをネットで見たので書きます。

子供の頃、すごく見ていたアニメだが、名前が分からずずっと探していたアニメである。

物語はロボットの動物が日本語をしゃべり、二足歩行している江戸。

ピザ屋を営む主人公達は、幕府の隠密として、悪と戦う低年齢層を狙ったアニメである。

しかしながら制作は全盛期のタツノコプロ。クオリティは本物である。

なにが子供ごころに残っているかというと、忍者モードへ返信した主人公達が出撃するとき、ピザ屋の二階部がリボルバーとなり、主人公達を発射する。そこからかっこよかった。

また城に住むお姫様は怒るとすぐに、島流しじゃ〜、となる。これで島流しという言葉を覚えた。

懐かしい作品、一度、見てみてください。



2017年4月17日月曜日


第41号「おもひでぽろぽろ」

このブログでジブリについて書くのは2度目です。

ジブリはファンも多いので、私みたいなものが書くのはおこがましいのですが、好きなので。

子供の頃、このアニメの面白さが分からなかった。仕事に打ち込む女性が田舎体験をするべく山形へ。その途中、小学校5年生の自分が出てきて、現代と過去を行ったり来たりする。